Oracle 19cをインストールした直後には、tnsnames.oraでの設定が下のようになっていると思います。
tnsnames.ora(前)
ORCL =
(DESCRIPTION =
(ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = localhost)(PORT = 1521))
(CONNECT_DATA =
(SERVER = DEDICATED)
(SERVICE_NAME = orcl)
)
)
HOSTにlocalhostの指定だとクライアントからはアクセスできません。
そこでHOSTにサーバーのIPアドレスを指定するとクライアントからアクセスできるようになります。
尚編集した後にはデータベースを再起動しましょう。
tnsnames.ora(後)
ORCL =
(DESCRIPTION =
(ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = 192.168.xx.xx)(PORT = 1521))
(CONNECT_DATA =
(SERVER = DEDICATED)
(SERVICE_NAME = orcl)
)
)
ここで、クライアントからログインしようとした時に「ORA-12638 資格証明の取出しに失敗しました。」が出た時は、
サーバー側のsqlnet.oraの「SQLNET.AUTHENTICATION_SERVICES= (NTS)」を先頭に#を入れてコメントアウトします。
編集したらデータベースを再起動しましょう。
